弾正糸桜 (中世土塁跡の枝垂桜)
場所 周南市 大字鹿野上 鹿野市 
樹齢  
大きさ 高さ;8.0m 目通;2.70m
「中世土塁跡の枝垂桜」。
名前を見ると何処だそれ?ってなると思う。
実際ワシもそうだった。
早い話が鹿野総合支所(旧鹿野町役場)の横の土手がそれにあたるそうだ。
「続やまぐち祈りの木108樹」という、ワシにとってバイブルのような書物の栄えある表紙を飾っているのがこの木。
今年(2007年)は裏年にあたるのかどこの桜も花数が少ないんだが、ここも例外ではないようだ。
幹にも空洞があり老木であることがわかる。
(2007.03.31撮影)

2007.03.31撮影

2013.03.30に再訪した。
数年前に治療を施されたということを耳にしていた。
その成果だろう。非常に花付きもよく枝張りもあった。
(2013.03.30撮影)

2013.03.30撮影

2013.03.30撮影

2013.03.30撮影

2013.03.30撮影

再訪して驚いた。
向って右下の枝に全く花が無く葉桜となっていた。
急激に樹勢が衰えてきているようだ。
今後が心配。
(2016.04.09撮影)

2016.04.09撮影

2016.04.09撮影

2016.04.09撮影

案内板に弾正糸桜とされていることから
以前使用していた、中世土塁跡の枝垂桜から改める。
戦国武将の陶(すえ)氏の重臣であった江良弾正の居宅跡とされる
中世土塁跡に立っていることに由来するそうだ。
樹木医の治療も施されて樹勢を取り戻しつつあるそうだ。
(2018.05.20記)

久しぶりに訪れた。
満開に出会えたものの以前よりは花数が少なくなったように思う。
一時全く花を付けなかった下の方の枝は回復傾向にあるようだ。
関係者の方々の努力の賜物だろう。
今後も期待したい。
(2021.03.27撮影)

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