向畑の左近桜
岩国市指定天然記念物
場所 岩国市 錦町大字広瀬 向畑 
樹齢  
大きさ 高さ;23m  目通;5.0m
錦町と周南市の境で、国道434号線の旧道を進む。
鳥越トンネルを過ぎて右折し、小さな橋を渡ると大岩神社へ向かうが、
実は三叉路になっていて、さらに右の道を登っていくと、向畑地区へ向かう道にたどり着く。
ココに左近桜の案内板があった。

正直大型車は向かない道。
さらにガードレールの無い道の横は崖になっている箇所もあり、運転しながら手に汗をかいた。(高所嫌い)

ひたすら心細い道を行くと、一軒の綺麗な家がある。
ここから約2.5kmで小さな神社にたどり着く。この神社の南の高台に桜がある。
山口県下において、かなり立派な部類に入ると思う。
位置的に、遅咲きの気がするが、開花時には是非来たい個体だ。
(2012.09.29記)

2012.09.29撮影

2012.09.29撮影

この桜の裏手の道には、広実左近の地と記された碑がある。
この地を開いた人物とのこと。左近桜もそこから来ている。
2012.09.29撮影

山口県内において秘境度ではNo.1ではなかろうか。
孤高のエドヒガンという形容がピッタリと思う。
木の上部と下部で開花時期が違うようだ。
満開とまではいかなかったが満足の一本。
(2013.03.31撮影)

2013.03.31撮影

2013.03.31撮影

2013.03.31撮影

2013.03.31撮影

ついに、という表現が正しいかな。
8年ぶりの訪問、3度目でやっと満開が見れた。
山口県内最秘境に立つ1本桜、左近桜。
たどり着いて思わず歓喜の声が出た。
素晴らしい姿だった。
天候も良くこの木の下で一時間はくつろいだ。
至福の時をもらえた。
以前あった手前の個体は無くなっていた。

現在ダムの工事が進んでいて、以前アプローチ出来た場所がことごとく無くなっていた。
一か所だけ開いていてそこから入った。
道幅が狭く、さらに道が荒れ、ガードレールも無いことから、車高のある軽自動車での訪問がお勧め。
大型車だと側面をするような場所が何ヶ所もある。
ここを7km以上進むとある。
ワシの場合ボディの傷は気にしないのでガンガン進んだけど・・・。
ただし、車を傷だらけにしても見る価値のある存在だ。
離合出来るところも無いことから覚悟をもって自己責任での訪問を。
(2021.03.27撮影)
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