吉田松陰誕生地のお吉桜
→吉田松陰誕生地の下田開国桜
場所 萩市 大字椿東 吉田松陰誕生地
樹齢 12年(2020年時点)
大きさ 高さ;  m 目通;   m 根元;   m
以前から気になっていた桜。
姉妹都市である静岡県下田市からの寄贈された
吉田松陰没後150年祭の記念樹だそうだ。
お吉桜(オキチザクラ)というのはヤマザクラに近い大島桜となっている。

幕末 初代米駐日総領事T.ハリスの侍女であり歴史に翻弄されたお吉にちなんで命名されている。
早咲きの大島桜の系統ということで確かに早咲きだ。
暖冬でソメイヨシノが近年にはない早咲き傾向にある中で
ソメイヨシノが蕾を作り出した時期に1分咲きとなっていた。
この桜の定着で萩市の桜の開花順は
11月福栄黒川の寒桜陶芸の村公園のジュウガツザクラ江向の寒桜河津桜玉縄桜→この下田開国桜→
南明寺のイトザクラシダレザクラミドリヨシノ→ソメイヨシノ→ヤマザクラ→八重桜→御衣黄となった。
(2020.03.08撮影)
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この桜の横に2本の桜がありそれがお吉桜だったようだ。
現在は枯死して存在しない。
この木は下田開国桜といって聞いたこともない品種だ。
下田市からの寄贈はまちがいないそうだ。
この桜も充分早咲きだが、お吉桜はさらに早咲きだったそうだ。
(2021.02.18記)

2020年記録

一日で開花が進んだ。
3分咲きと言ったところか。 
(2020.03.09撮影)

 二日間で満開になっていた
仕事帰りなんで、どうしても夕方になってしまって正確な発色がわからないな。
(2020.03.11撮影)
満開継続。
前日の夕焼けより日が優しく、発色が自然だったように思う。
明らかに花の付き方や枝から花の長さなどソメイヨシノと違うので萩市において貴重な2本だと思う。
(2020.03.12撮影)

(2020.03.13撮影)
(2020.03.14撮影)

久坂玄機の墓の前から眺めると、指月山をバックに眺められる。
故人のお墓に背を向ける形になってしまうけど・・・。
(2020.03.15撮影)
3月15日夜の強風と寒の戻り、さらに16日の気温上昇で一気に葉の勢いが増した。
散り始めてしまったな。
(2020.03.16撮影)
ヤマザクラの特徴が出ているのか、葉の生育が進んでいた。
(2020.03.17撮影)
葉が大きくなり、木の下に花びらが増えた。
2分散りと言ったところか。
(2020.03.18撮影)
強風と気温上昇により散り進行。
(2020.03.19撮影)
連日強風が吹き散りが進行してしまった。
一気に緑が目立ってきた。
(2020.03.20撮影)
前日の強風と夜中の雨でほとんど散ってしまった。
(2020.03.22撮影)
葉桜。
一部サクランボ発生
と、同時に周りのソメイヨシノ開花。
(2020.03.25撮影)
葉桜を確認。
(2020.04.11撮影)

昨年より5日ぐらい早く満開を迎えた。
(2021.03.09撮影)

この早咲き桜も例年に比べ遅めの満開だったようだ。
おかげで満開状態が見れた。
花曇りでなかったらなぁ〜。
(2022.03.26撮影)

一番花付きの良い状態が見れた。
若干大きくなっている。
山口県内では珍しい種なので、こんごも頑張ってほしいものだ。
(2023.03.19撮影)

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